一級建築士試験
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【一級建築士製図試験】記述対策はAIで十分?現役講師の無料プロンプト公開

【一級建築士製図試験】記述対策はAIで十分?現役講師の無料プロンプト公開
ひなた
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コストをかけずに記述対策ってできるの?

私は受験生当時、具体的な記述対策がわからず、ひたすら答案例を暗記していました。

答案例もオーソドックスなものばかりなので、実力がついているか分からず不安な気持ちは消えませんでした。

結論、AIは記述対策に活用できます

この記事では、課題名を入れるだけで

  1. 想定問題
  2. 解答例
  3. 使うべきキーワード

を出力してくれるAIプロンプトを、コピペで使える形で全文公開します。

さらに、令和6年課題「大学」を使って実際に出力した例と、現役製図講師の立場で「正しい使い方3ルール」を伝えます。

プロンプトは課題名を差し替えるだけで毎年使える設計です。

令和8年(2026年)の設計製図課題は7月下旬に発表予定。

課題発表後、この記事の実演部分を新課題に差し替えて更新する予定なので、改めて記事を読み直してみてください。

この記事を書いた人
ひなた

🔳 学科試験 基準点+10点で合格

🔳 製図試験 ストレート合格

🔳 現役製図講師

Q
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一級建築士免許
Q
過去の悲惨な経歴を見る
  • 20代のときに一級建築士試験に挫折
  • 学科試験の法規は足切り
  • 勉強よりも携帯ゲーム

こんな私でも、一級建築士になることができました。

大事なのは過去ではなく「これからどんな行動をしていくか」だと思っています。

今苦労している方も、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。

この記事をブックマーク★しておくと便利だよ

【大前提】記述は「手を抜いていい」わけではない

【大前提】記述は「手を抜いていい」わけではない

私は「記述はAIに任せて手を抜く」とは言いたい訳ではありません。

弱点克服のためのツールとして、効果的にAIを活用してほしいのです。

記述は図面の整合性が重要

設計製図の試験は「図面+記述」のセットで採点されます。

重要なのは、記述が単独で採点されるのではなく、図面との整合性まで見られるという点です。

記述で「南側に庇を設けて日射を制御した」と書いたのに、図面の南面に庇がなければ、採点者には「理解せずに暗記した文章を貼り付けただけ」と伝わってしまいます。

記述は、あなたが計画を「理解して描いたか」を証明するパートです。

ここを軽視して合格した受験生を、私は見たことがありません。

「暗記量で勝負」では限界がくる

記述対策の実態はどうかというと、多くの受験生が解答例をひたすら書き写して暗記しています。

私も受験生時代にやりました。

伝えたいことは「暗記作業だけではなく知見も広げようということです。

例えとして、令和6年「大学」の記述1問目に『建築物の教材化』が出題されました。

1問目から面食らってしまい、いつもより記述に時間がかかったことを今でも覚えています。

この問題は暗記だけでは決して書けない内容です。

特に7月の学科試験を終えてから製図に切り替える方は、本試験まで実質2か月半ほどしかありません。

その短い期間で、作図スピード・エスキス・記述の3つを同時に仕上げる必要があります。

だからこそ「どこに時間をかけるかの設計」が合否を分けます。

解答のバリエーションを増やすのに、AIは相性が良いです。

素材づくりはAIで効率化して、浮いたリソースを合否を分けるエスキスに集中投資することをおすすめします

最近はAIを勉強に活用している人が増えた印象だよ

知見を広げるためのおすすめ書籍「建築設計資料」▽

コピペで使える「記述対策プロンプト」全文

コピペで使える「記述対策プロンプト」全文

プロンプト本体です。

ChatGPTClaudeGeminiのどれでも、無料版で動くように汎用的に作ってあります。

下の文章をそのままコピーして、AIのチャット欄に貼り付けてください▽

あなたは一級建築士「設計製図の試験」の記述(計画の要点等)対策を専門とする講師です。
受験生が効率的に記述対策を進められるよう、以下の課題について想定問題と解答例を作成してください。

# 今年の課題
「大学」 ←ここを今年の課題名に差し替える

# 作成するもの
以下の頻出カテゴリごとに、本試験で出題されそうな想定問題を1問ずつ作り、それぞれに解答例を付けてください。
1. 建築計画(配置計画・平面計画の工夫)
2. ゾーニング・動線計画
3. 環境負荷低減(省エネルギー・自然エネルギーの利用)
4. 構造計画
5. 設備計画(空調・給排水・電気など)
6. 防災・安全・バリアフリー

# 出力形式(カテゴリごとに以下を繰り返す)
【カテゴリ名】
想定問題:本試験の記述問題らしい問い方で1問
解答例:200字程度。「〜とした。」の文体で、主語→理由→結論の順に書く
キーワード:解答に使うべき専門用語を3〜5個

# 必ず守ること
– この課題(用途)ならではの利用者層・空間の特性を解答に反映すること
– 法規の数値や設備の仕様値は断定せず、「〜程度(要確認)」と付記すること
– 解答例は一般的な計画の考え方として書き、実在の試験問題の文章は再現しないこと

令和6年『大学』で合格したボクが内容を確認するためにテストしてみたよ

使い方は3ステップ

  1. 上のプロンプトをコピーして、課題名の部分を今年の課題に書き換える(今は例として令和6年の「大学」を入れてあります)
  2. AIに貼り付けて送信する
  3. 出力された想定問題を「自分ならどう答えるか」を一度考えてから、解答例と見比べる

3番が重要です。

解答例をいきなり読むのではなく、まず自分で答えを組み立ててみてください

なお、無料版のAIだと長い出力が途中で切れることがあります。

その場合は「続けてください」と送れば残りが出てきます。

また、AIの回答は同じプロンプトでも毎回少しずつ変わりますが、それで問題ありません。

むしろ複数回出力して表現のバリエーションを集めるのがおすすめです。

重要な注意

AIの出力は、そのまま信じてはいけません。

特に法規の数値(避難距離、廊下幅、階段寸法など)や設備の仕様値は、AIがもっともらしく間違えることがあります。

数値が出てきたら、必ず自分のテキスト・法令集・資格学校の教材で裏を取ってください。

解答の数値はすべて「〜程度(要確認)」の扱いとするプロンプトにしています。

【実演】令和6年課題「大学」で実際に出力してみた

【実演】令和6年課題「大学」で実際に出力してみた

「プロンプトだけ渡されても、どんなものが出てくるか分からない」

という方のために、令和6年の課題「大学」で実際に出力した例を載せます。

AIが使えない環境の方も、ここを読むだけで記述対策の素材として使えるはずです。

なお、以下は私がAIに出力させたものをベースに、講師目線で明らかに不自然な部分を整えたものです。

想定問題はあくまで「出そうな問い」であって、実際の本試験問題の引用ではありません。

令和6年『大学』で合格したボクが内容を確認するためにテストしてみたよ

【出力例1】ゾーニング・動線計画

想定問題

学生、教職員及び外部利用者の利用特性を踏まえ、ゾーニング及び動線計画について工夫したことを記述しなさい。

解答例

本施設は、学生、教職員及び公開講座等に参加する外部利用者が利用することから、利用者ごとの活動範囲を明確に区分した。講義室や交流スペースを主出入口から利用しやすい共用ゾーンに配置し、研究室や教員室はセキュリティに配慮した管理ゾーンにまとめた。さらに、学生動線と搬入・管理動線を分離し、安全で管理しやすい動線計画とした。

キーワード:共用ゾーン/研究ゾーン/セキュリティ/動線分離/管理動線

【出力例2】環境負荷低減

想定問題

大学施設の利用時間及び室ごとの使用状況を踏まえ、環境負荷の低減を図るために工夫したこと

解答例

本施設は、講義室、研究室及び交流スペースで利用時間や在室人数が異なることから、用途ごとに空調・照明を個別に制御できる計画とした。共用部には自然採光と自然通風を取り入れ、日射の影響が大きい開口部には庇やルーバーを設けた。太陽光発電設備を導入し、空調・照明負荷を抑えることで、建物全体の環境負荷を低減する計画とした。

キーワード:個別制御/自然採光/自然通風/日射遮蔽/太陽光発電

【出力例3】構造計画

想定問題

講義室、実習室及び交流空間の使われ方並びに将来の変更に配慮して、構造計画について工夫したこと

解答例

本施設は、講義室や実習室の規模が異なり、教育内容の変化に応じた室構成の変更が想定されることから、整形でバランスのよい架構計画とした。柱位置をできるだけそろえ、耐震要素を平面的に偏りなく配置するとともに、間仕切りの変更がしやすいスパン構成とした。大空間となる交流スペースには適切な梁せいを確保し、安全性と可変性を両立する計画とした。

キーワード:整形な架構/耐震要素/剛性バランス/ロングスパン/可変性

【出力例4】設備計画

想定問題

大学施設の室用途及び利用時間の違いを踏まえ、空調設備、給排水設備又は電気設備について工夫したこと

解答例

本施設は、講義室、研究室及び実習室で発熱量や利用時間が異なることから、室又はゾーンごとに運転を調整できる空調方式とした。設備シャフトは各階の水回り付近に集約し、配管経路を短縮して維持管理しやすい計画とした。また、情報機器を多く使用する大学施設の特性を踏まえ、電源及び通信設備を増設しやすい配線経路を確保し、将来の教育環境の変化に対応できる計画とした。

キーワード:空調ゾーニング/個別運転/設備シャフト/配管集約/情報通信設備

【出力例5】防災・バリアフリー・安全

想定問題

多数の学生及び多様な利用者が利用する大学施設として、防災、安全及びバリアフリーについて工夫したことを記述しなさい。

解答例

本施設は、多数の学生が講義終了時に一斉に移動し、車椅子使用者や外部利用者も来館することから、分かりやすく安全な避難動線を計画した。各室から複数方向へ避難できるよう階段を分散配置し、廊下やホールに滞留が生じにくい構成とした。また、段差のない移動経路、利用しやすいエレベーター及び多機能便所を設け、誰もが安全かつ円滑に利用できる計画とした。

キーワード:二方向避難/階段の分散配置/滞留防止/バリアフリー動線/多機能便所

文章の構成は「主語→理由→結論」にしているよ

講師おすすめの「深掘りプロンプト」

講師おすすめの「深掘りプロンプト」

一発出力で終わらせるのはもったいないです。

最初の出力に続けて追加の指示を送ると、素材の質がぐっと上がります。

私がよく使う「追い打ちの指示」を紹介します。

最初の出力の直後に、そのまま送るだけで使えます▽

環境負荷低減の解答例を、別の切り口でもう2パターン書いてください

同じ問いに対する答え方を複数ストックしておくと、本試験当日に「自分の図面と整合する方」を選んで書けます。

出てきたキーワード帳を通勤・通学の隙間時間に眺めるだけでも効果があります。

キーワードが頭に入っているだけで、記述が書きやすくなることを実感するはずです。

製図講師として守ってほしい「使い方3ルール」

製図講師として守ってほしい「使い方3ルール」

プロンプト自体は正直、誰でも作れます。

差がつくのは使い方です。

私が守ってもらいたい3つのルールです。

【ルール1】数値・法規は、必ず自分の教材で裏を取る

繰り返しになりますが、これが最優先ルールです。

AIは文章の型を作るのは得意ですが、法規の数値や設備仕様は平気で間違えます

しかも困ったことに、間違いほど自信満々に断定してきます。

だから、出力に数値が含まれていたら「その数値はいったん保留」にしてください。

裏取りの手順は簡単で、法令集と資格学校のテキスト(独学の方は市販の記述対策テキスト)で該当箇所を引くだけです。

この「引き直す」作業自体が法規の復習になるので、時間の無駄にはなりません。

上のプロンプトに「数値は断定せず要確認と付記する」という指示を入れてあるのも、このルールを機械側にも守らせるためです。

【ルール2】解答例は丸暗記せず、「自分の言葉」に直す

AIの解答例をそのまま暗記するのは、おすすめしません。

採点者が見ているのは「きれいな文章」ではなく「この受験生は自分の計画を理解しているか」です。

具体的には、解答例を読んだら一度閉じて、自分の計画(自分のエスキス)を思い浮かべながら、白紙に自分の言葉で書き直してみてください。

自分の言葉で再構成できた知識だけが、本試験の緊張状態でも出てきます。

丸暗記した文章は、問題文の切り口が少し変わっただけで使えなくなります。

【ルール3】記述と図面の整合を、最後に必ずチェックする

本試験では、記述だけが独立して読まれるわけではありません。

「直通階段を両端にバランスよく配置した」と書くなら、実際にそう配置されていること。

この整合が取れて初めて、記述は得点になります。

練習の段階から、エスキスと記述をセットで振り返る習慣をつけてください。

私は「記述は図面の説明書」だと考えています。

合格までの全体像のなかで記述がどの位置にあるかは、完全合格図でも整理しているので、あわせて確認してみてください。

記述対策もエスキスも重要

記述対策もエスキスも重要

ここまでの方法で、記述対策にかかる時間とお金はかなり圧縮できるはずです。

浮いたリソースはエスキスに回してください。

製図試験の合否は、突き詰めればエスキスで決まります

どれだけ正確な記述を暗記していても、エスキスがまとまらなければ図面ごと崩壊します。

私は資格学校に通いながら、エスキスだけは自分で手順を体系化し、最終的に2時間以内で終えられるようになりました。

そして、その2時間で終える手順を最初から最後までまとめたものが、有料記事の「2時間エスキス法」です。

記述対策にコストをかけるなら、記述はこの記事のプロンプトで済ませて、その一部をエスキスに回すほうが、合格への投資効率ははるかに高いと思っています。

興味があればこちらの有料記事も参考にしてみてください▽

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【まとめ】試験勉強にAIも活用しよう

【まとめ】試験勉強にAIも活用しよう
  • 記述は図面との整合性が重要
  • AIプロンプトで記述の勉強を効率化できる
  • 数値・法規の裏取り、自分の言葉への変換、図面との整合チェックは人間の仕事
  • 浮いた時間とお金は、合否を分けるエスキスに集中投資

令和8年(2026年)の設計製図課題は、例年どおりなら7月下旬に発表されます。

発表当日、この記事の実演パートを新課題に差し替えて更新する予定です。

課題名をプロンプトに入れ直すだけで、あなたの記述対策はその日のうちにスタートできます。

コストを抑えて再現性の高い勉強法で合格を掴み取りましょう。

あなたの挑戦を応援しています。

記事をブックマーク★して、発表日に改めて読んでみてね

ABOUT ME
ひなた
ひなた
製図講師 × 建築士ブロガー
一級建築士で人生が変わり始めたひなたです。 18年勤めた会社を退職して、製図講師になりました。 再現性が高くコスパが良い一級建築士攻略法を発信して、合格を目指す人を応援しています📖
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