教育訓練給付金が使える一級建築士講座4校【受講料20%・最大10万円支給】

教育訓練給付金って、なに?

一級建築士講座を受けるけど、自分にも使える?
意外と知られていない「教育訓練給付制度」
2026年7月時点で、教育訓練給付制度の対象となる一級建築士試験対策講座を、公式サイト上で確認できた主な資格学校は次の4校です。
対象講座を受講・修了し、所定の条件を満たすと、本人が支払った教育訓練経費の20%・最大10万円が支給されます。
しかし、給付条件を満たしているにも関わらず、スルーして損している方が非常に多い。
わたしも制度を知らず、あとから悔しい思いをしました。
ということで本記事では
- 教育訓練給付制度の概要
- 対象となる一級建築士講座とコース一覧
について徹底解説していきます。
この記事を最後まで読めば、数万円単位でお得に一級建築士講座が受講できるようになりますよ。
教育訓練給付金の概要


制度については知ってるから対象講座が知りたい!って人は「給付金対象の一級建築士講座一覧 ⇩」を押して飛んでね
受講料の一部が国から戻ってくる制度
教育訓練給付金は、働く人のスキルアップを国が応援してくれる雇用保険の制度です。
厚生労働大臣が指定した講座を受講・修了し、所定の条件を満たすと、本人が支払った教育訓練経費の20〜80%が支給されます。
ポイントは、財源が雇用保険だということ。
在職、離職関係なく利用できるため、実は多くの人が給付対象なんです。
条件を満たす会社員なら「使わないともったいない」制度です。
一級建築士の講座で使えるのは「一般教育訓練給付金」
教育訓練給付制度には3種類あります。
| 種類 | 給付率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 20% | 10万円 |
| 特定一般教育訓練 | 40%(条件を満たすと50%) | 20万円(同25万円) |
| 専門実践教育訓練 | 50%(条件を満たすと最大80%) | 年間40万円(同最大64万円) |
※2026年7月時点。
特定一般・専門実践の給付率は令和6年10月以降に開講する講座に適用される数値(厚生労働省HPより)
給付率の高い専門実践(最大80%)が使えたら最高ですよね。
でも、本記事で紹介する総合資格学院・日建学院・資格の学校TAC・全日本建築士会の対象講座は、いずれも『一般教育訓練給付金』です。

一級建築士講座の場合は、「受講料の20%・最大10万円が戻る」と覚えておけばOKだよ
【一級建築士】教育訓練給付金をもらえる条件

在職中の会社員の場合
在職中の方の主な支給要件は次のとおりです。
- 雇用保険に加入して原則3年以上
- 初めて利用する場合は1年以上で対象
「初回は1年以上」なので、社会人2年目からでも使える可能性があります。
また、条件は「雇用保険に入っているか」なので、正社員に限らずパート・アルバイトの方も対象になり得ます。
退職した方の場合
退職している人は、制度を利用できる期限があることに注意が必要です。
- 離職日の翌日から受講開始日までが1年以内
- 雇用保険の加入期間は在職中と同じ(3年以上、初回は1年以上)
転職の合間に受講する場合、離職から1年以内なら対象になります。
過去に給付金を受けたことのある人
過去に教育訓練給付金を受給したことがある場合は、前回の給付金支給日から今回の受講開始日の前日までに3年以上経過している必要があります。
さらに、前回受講した講座の受講開始日以降に、雇用保険の支給要件期間が3年以上あることも必要です。
そのため、学科講座で給付金を受給し、その翌年に製図講座でも受給することは、通常できません。
一級建築士は学科→製図と連続する試験です。
この3年ルールを理解した上で、制度を上手に利用しましょう。

自分が対象かどうかは、ハローワークの「支給要件照会」で受講前に確認できるよ
不安な人は申し込み前に聞いておくと安心!
教育訓練給付金の対象になる一級建築士講座

2026年7月時点の情報です。
対象講座は年度やコースによって変わります。
申し込む前に、必ず各校の公式サイトで最新の状況を確認してください。
「総合資格学院」の対象講座

- 1級建築士学科コース
- 1級建築士学科ビクトリーコース
- 1級建築士設計製図コース
- 1級建築士設計製図完全合格対策コース
学科・製図とも対象講座があります。
修了認定基準は出席率80%以上+修了認定テスト正答率60%以上です。
「日建学院」の対象講座

- 1級建築士 学科本科(通学)
- 1級建築士 学科本科(Web)
- 1級建築士 設計製図本科
- 1級建築士 設計製図パーフェクト本科
Web講座にも対象コースがあるのが特徴です。
修了認定基準は出席率70%以上+修了試験正答率55%以上
(Web講座は、講義総時間の70%以上の視聴に加え、指定されたスクーリングへの出席や修了試験などの基準があります)
なお、Web講座は標準学習期間の50%以上を確保できないタイミングで申し込むと、利用を断られることがあります。
「資格の学校TAC」の対象講座

- 一級建築士 学科本科生
- 一級建築士 設計製図本科生(Web通信/教室・オンラインライブ)
わたしが製図でお世話になったTACも、学科・製図とも対象コースがあります。
「全日本建築士会」の対象講座

- 1級建築士 総合コース(通学・通信)
- 1級建築士 設計製図徹底合格力養成講座(通学)
- 1級建築士 長期設計製図講座(通学・通信・併用)
50年以上の実績がある建築士専門の受験講座で、給付対象に指定されています。
一級建築士では、学科+製図の総合コースから製図系の講座まで対象があり、通信でも対象コースがあるため、近くに教室がない方の選択肢になります。
修了認定基準は、通学講座が出席率70%以上かつ模擬試験正解率60%以上、通信の製図講座が添削課題の全提出かつ模擬試験正解率60%以上です。
教育訓練給付金の申請方法【4Step】

【Step1】講座が給付対象か確認する
厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」か、各校の公式サイト・窓口で確認します。
対象は学校単位ではなくコース単位。
同じ学校でも「このコースは対象、あのコースは対象外」が普通にあるので、申し込み予定のコース名で確認してください。
あわせて、自分自身が支給対象か(雇用保険の加入期間)をハローワークの支給要件照会で確認しておくと確実です。
【Step2】対象講座に申し込む
申し込み・支払いは本人名義で行います。
会社が負担した受講料は給付の計算に入らないので、会社の補助制度と併用する方は負担割合に注意してください。
【Step3】講座を修了する
対象講座は「申し込んだら給付」ではなく、修了認定基準を満たす必要があります。
目安は出席率7〜8割以上+修了試験(基準は学校ごとに異なります)
途中でやめると1円も給付されないので、完走が前提です。
【Step4】修了日の翌日から1ヶ月以内にハローワークへ申請
学校から修了証明書などの書類を受け取ったら、住んでいる地域を管轄するハローワークに申請します。
必要書類(修了証明書・領収書など)は、学校とハローワークの案内に従って揃えれば大丈夫。
期限は受講修了日の翌日から原則1ヶ月以内。
申請期間を過ぎた場合でも、2年の時効の範囲内で申請できる可能性がありますが、書類不備なども考えられるため、修了後は速やかに手続きを進めましょう。

給付金は「あとから戻ってくる」方式だよ
一級建築士の教育訓練給付金に関するよくある質問

もらえます。給付の条件は「試験の合格」ではなく「講座の修了」だからです。出席率や修了試験など、学校の修了認定基準さえ満たしていれば、本試験の結果に関係なく支給されます。
もらえません。厚生労働大臣が指定した講座を受講・修了することが条件なので、市販テキストやアプリでの独学は対象外です。独学の場合は、給付金ではなく総費用そのものを10万円前後に抑える戦い方になります。
わたしも独学で合格しました。
学科講座で給付金を受給し、その翌年に製図講座でも受給することは、原則としてできません。過去に給付金を受給した人は、前回の受給から今回の受講開始までの期間や、その後の雇用保険加入期間など、所定の支給要件を改めて満たす必要があります。
本人が支払った受講料だけが給付の計算対象です。会社負担分は差し引かれるので、全額会社負担の場合は給付されません。
講座修了後にハローワークへ申請し、審査を経て支給されます。教育訓練給付金は、受講開始時に値引きされる制度ではありません。給付分も含めて、いったん本人が受講費用を負担し、講座修了後に申請する仕組みです。
併用できます。失業保険(基本手当)と教育訓練給付金は別の制度なので、失業保険を受け取りながら講座を受講して、給付金をもらうことも可能です。ただし退職済みの方は「離職日の翌日から受講開始日まで1年以内」の条件があるので、受講のタイミングだけ注意してください。
まとめ

教育訓練給付制度は、働く人のスキルアップを支援する制度です。
本記事で紹介した一級建築士試験対策講座では、本人が負担した対象教育訓練経費の20%・最大10万円が給付されます。
主な条件は次のとおりです。
- 受講開始日時点で、雇用保険の支給要件期間が原則3年以上
- 初めて教育訓練給付金を利用する場合は1年以上で対象
- 指定講座を受講し各校の修了認定基準を満たす
意外と条件を満たしているのに、わたしのように制度を知らず損している方は多いです。
しっかり知識武装して、お得に資格学校へ申し込みましょう。
各公式サイトをチェックして、少しでもお得に一級建築士講座を受講してくださいね。
あなたの挑戦を応援しています。




